Misao@Attic
屋根裏部屋
=みさおの屋根裏部屋=
~老いは…足から姿勢から~
身体のどこのパーツでも大切ですが、最初に勤務したスポーツ整形外科で一番関心が高く、
勉強した部位は足部(膝下~踵・爪先)でした。
足(脚)と言ってもふくらはぎやスネ、特に足首から爪先まで多くの骨、靭帯腱筋肉が複雑に存在。して足は靴に米粒が割れたような小石が入っていても違和感を感じて徐々に歩行にストレスを感じます。
とても繊細…。
でも全身を支えて疾走できる…そう、大胆な動きもできる。
だから足を診せていただくと、
その方の歩き方やクセがわかるものなんですよ。もちろん、歩行や姿勢においてもです。
そうすると、痛みの根源や今後のケアをアドバイスすることが可能になります。
~頭、大切にしてますか?~
ホテルのスパに勤務時代、お客様がほぼ経営者だったこともあり、心身共に疲労困憊のご様子で、
頭のケアは当時から特にリクエストが多いメニューでした。
ヘアスタイルを気にされている方は多いですが、頭自体はどうでしょう?
頭部には数々の筋や腱(膜)があることをご存知ですか?
緊張による疲れや眼精疲労には、頭部へ軽い刺激を与えると、リラックス効果があるといわれています。
また、頸(首)・肩の痛みも、頭部筋腱の影響による場合もあります。
体験したことのない方は、お試しの価値ありかも?ですよ。
~勉強って、いろいろ難しいです~
接骨院では高度な医療機器を置いてませんが、骨折や脱臼された方が回復していく姿を目の当たりにして
驚きと勉強の日々。スポーツ整形では、勉強家のスタッフに囲まれて刺激を受けていた毎日。
過疎地区での地域医療や介護施設での経験は、「人としてのこたえ」を本当に多く学ぶ期間でした。
戦前生まれの医師のもとで勉強していた時、先生は口癖で、
医学ではわからないことは山ほどあるよ。だから医学は奥深くておもしろい。
人の心はもっともっと奥深くてね、だからもっともっと奥深くておもしろい。だから死ぬまで勉強だよ。
このように言って、私によくゲーテやドイツ文学・哲学者のお話をして下さいました。
当時の私には高度すぎて、いつも、「はぁ。(◎_◎;)」の生返事(笑)
戦時中でも寝る間を惜しんで猛勉強された方ですが、心に響く仁と学を教えて下さいました。
ふぅ…。